ボタニカルシャンプーは髪にいいの?

最も気になるのが、結局のところボタニカルシャンプーって髪にいいの?という部分でしょう。上記でもお伝えしたとおり、ボタニカルシャンプーには特に定義や規定が定められていませんので、髪に良いのか、悪いのか、という話になると「配合成分次第」ということになります。

また、ほとんどのボタニカルシャンプーには、上記でご紹介したコミカドプロピルベタインなどの植物性界面活性剤として配合していますが、ココイルメチルタウリンNaやラウロイルグルタミン酸Naなどの植物性界面活性剤が配合されている製品もあります。

ココイルメチルタウリンNaやラウロイルグルタミン酸Naもまた、コミカドプロピルベタインと同様の低刺激性の植物性界面活性剤ですので、これらの成分によって髪が受けるダメージは、極めて少ないと考えることができます。

ボタニカルシャンプー選びの際には、髪に与えることができる栄養成分に気をとられがちですが、配合されている界面活性剤の種類にも目を向けなくてはなりません。極力髪に良いボタニカルシャンプーを選びたいのであれば、コミカドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸Na、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルグルタミン酸Naと表示された、植物性界面活性剤配合の製品を選ぶことをおすすめします。