ボタニカルシャンプーのデメリット

洗い足りない感が否めない

植物由来・アミノ酸系の洗浄成分は確かに頭皮や髪に優しく、シャンプー中に髪がきしむなどのトラブルが起こりにくいということは事実です。ですが、石油系洗浄成分よりも洗浄力が弱いという弱点があります。また、洗い流してもヌルヌル感を感じるというのがアミノ酸系洗浄成分の特徴ですので、なんとなく洗い足りないように感じることがあります。

「肌が荒れた」という声が見られる

ボタニカルシャンプーを使用した方のレビューを見てみると、「肌が荒れた」「痒みを感じる」といった声が見られます。綺麗に洗えてないことや、肌質に合っていないことが原因の可能性があります。

また、肌が荒れることについて、多くのサイトでは「植物アレルギー反応を起こしている可能性がある」という風に解説されています。「植物アレルギーがある人がボタニカルシャンプーを使用すると、アレルギー症状が出る」ことについて、根拠のある情報は調べたところ見つかりませんでしたが、ボタニカルシャンプーには植物成分が含まれていますので、何らかの植物アレルギーを持っている人は、留意しておいた方がいいかもしれません。

販売価格が全般的に高額

ボタニカルシャンプーの多くは天然植物由来の成分が多く配合されており、製造の段階でコストがかかります。そのため一般的なシャンプーよりも、全般的に高価な価格設定となっています。

販売店が限定される可能性

すべてのボタニカルシャンプーに当てはまるわけではありませんが、高品質なボタニカルシャンプーの中には、メーカー公式サイトからしか購入することができなかったり、ヘアサロンの専売品となっているものがあります。

つまり、入手ルートが限られてしまい、在庫切れなどが起こると入荷待ちとなる可能性も出てくるということです。最近ではドラッグストアなどで販売されているボタニカルシャンプーもありますので、手軽に入手したい方はお近くの店舗で探してみると良いでしょう。